メリハリライフ!!「やってみたい」をやってみよう。

やりたいことをとりあえず始めて、メリハリライフを目指そう!というブログです。他にもあれこれ語りたいこといっぱいです。

ペットと暮らすこと。クローンビジネス。

我が家には、チワワがいます。

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チワワのジャムくん。

私の周りにも、犬と生活されてる方が本当にたくさんいらっしゃいます。

表情や仕草を見ていると人間みたいで、思わず笑ってしまったり。

家族って似るのかなぁ、なんて。

まぁとにかく元気をもらえます(^-^)

 

そんな可愛い子達も、いずれは歳をとり、少しずつ毛も白っぽくなり、足腰が弱ったりと様々な変化がおとずれます。

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お手てがかわいい。笑

人間と同じく、介護が必要になってくるのです。

しかし、介護は元気をたくさんくれた子達に恩返しするチャンスだと思います。

 

うちの愛犬チワワは17才6ヶ月。

目も見えず、耳も聞こえません。

嗅覚も前から比べるとかなり衰えています。

先月はほんの少し歩いていましたが、どんどん足が弱って立つのがやっとになってしまいました。

 

とにかく足がよろよろで、前足が180度に開脚してしまいます。

胸が床につかえて苦しいので鳴きます。

なので、すぐに体勢を整えてあげなくてはなりません。

 

寝るときも、足がうまく曲げられず、なかなか横になれないため、1時間以上、もぞもぞとその場で動き回っています。

 

私が足を持ってゆっくり曲げてあげたり、抱っこして寝かせてあげることもありますが、やはり自分の楽な寝方があるようです。

 

ものすごく眠いのに寝れず鳴き出したり、限界がきてバタッと倒れこむように寝てしまうこともあります。

 

おしっこが出るとまた起き出すので、そのあとまた眠りにつくまで、曲がらない足をどうすることもできずに、もぞもぞを繰り返すわけです。

 

私も毎晩それに付き合っているので、寝不足です(^-^;

 

排泄はその場でするので、おしっこシートの上にタオルをしいて座らせています。

おしっこシートだけだと、足が滑ってしまうので座っていることができません。

タオルでも滑りますが、タオルを厚めにしたり薄くしたりして段差をつけて、足が滑らないように調整しています。

 

この調子で愛犬のお世話について書くとどこまでも書けそうです。笑

 

動物と暮らすということは、命のなくなるその瞬間まで寄り添うということですよね。人間と違って、年頃になっても自立することはありませんからね・・・(^-^)

 

私の実家には、保健所から引き取った柴犬がいます。

当時6か月だった柴犬くん。

どうしてこんなに可愛い子が捨てられなければならないのかと、あどけない顔を見て余計に悲しくなったものです。

今では私の母にべったりですが、つねに母を見守ってくれています。

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保護犬こたろうくん。現在推定7才。

 

最近、テレビでクローン犬ビジネスについての番組を見ました。

韓国のペットクローンビジネスなど、以前から話題になっていますね。

番組では、中国のお金持ちの母娘が、600万円のお金を出して愛犬のコピーを頼んだと言っていました。理由は、「今飼っている犬が死んだ時に寂しいから、同じ姿形の子が欲しい」。

 

 

ニューズウィークにも

世界最小の犬としてギネスブックに認定されていたチワワが、韓国のクローン技術により49回複製された。今度は「クローン技術で最も多く複製された犬」として、2度目の世界一に認定されている。」という記事がありました。

 

うちの愛犬チワワが49匹になったら、、、

なんてこと・・・考えられません(T . T)

 

クローン犬を作る中で、ものすごい数の犠牲が出ることも問題視されています。

 

韓国で最初のクローン犬が誕生した時は、代理出産犬は123匹、卵子提供犬は131匹だったそうで、どちらの犬も外科手術(開腹手術)するとか・・・可哀想過ぎて吐き気がします。

1匹を生み出すのに、ですよ。

尋常ではありません。

 

現在では、技術が進歩して数頭の犠牲で済むとか・・・それも怪しいものですし、数頭だからいいということはありません。

 

クローン犬が生まれたとしても、それが正常な状態とは限らず、当然障がいを持った子や死産の子もいるわけで、そういう必要とされない子は安楽死となる と専門家も懸念されていました。

 

今でもペットビジネスは、ペットショップの売れ残り動物の問題や、多頭飼育で崩壊した悲惨な現場など、問題が溢れています。

飼い主の身勝手な理由で保健所に連れていかれる犬もあとを絶ちません。

 

繁殖犬だった犬を引き取った友達がいますが、若い犬なのに歯も全てなくなり、ガリガリに痩せていて、表情もなく、本当に可哀想な姿でした。

今は、あたたかいお洋服を着せてもらったり、おやつをもらったりして幸せそうな表情を見せています。

人間にひどい目にあったのに、また人間を信じてくれた可愛い子です。

 

クローン技術が、人間の寂しさを埋めるためのものになることが、本当に怖くてたまりません。

日本にも、ペットのクローンビジネスが身近になる日がやってくると思っています。

 

クローンビジネスが当たり前のように流行り出したら、一体どうなるのか・・・想像するだけでも恐ろしいです。

 

1匹に最後まで寄り添うことだけでも大変なことです。

でも一生懸命に介護することで生まれる幸せもあります。

それは、他に同じものはない「尊い命」だからこそです。

 

クローン犬は性質や顔は似ていても、飼い主さんとのかけがえのない思い出は持ち合わせていないのです。

似ているだけで、決して同じ子ではないのです。

 

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昨年の写真。玄関で主人の帰りを待ってくれていた。

寂しさを埋めるために、似た子を誕生させるために、たくさんの犠牲を出すことが許されるはずがありません。

あなたの可愛いペットは、ずっと信じて来た飼い主さんがそんなことをするなんて想像もしないでしょう。

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年老いてますますかわいい。

 

韓国のクローン犬ビジネス企業曰く

「今後は日本でのビジネスを視野に入れている」。