ペットと暮らすこと。シニア犬のごはん。
我が家の愛犬チワワは17歳と6ヶ月。
今日は愛犬のごはんのことを書きたいと思います。
13歳くらいの時から与えているカリカリフードは、咳き込んだり、心臓が悪くなったり、肺に水がたまったりと、衰えが目立ち始めた頃に何かいいフードはないかと探し見つけたフードです。
薬が増えるばかりでは体への負担も心配ですし、体によりいいフードを与えたいと思って、近所に「ILIO」というトリミングやペット関連商品を販売しているお店があり、そこで購入しました。
いつもより散歩の距離が伸びたり、近所の方から「最近、毛艶が良いわね!!」と言われるようになり、排泄の様子も観察しましたが調子良く出ていて、フードを変えて良かったなと思いました。
愛犬の年齢を考えても劇的に病気が改善するということはありませんが、これ以上悪くならないよう病気とうまく付き合っていくことができています。
15歳頃からはカリカリフードに少量のお湯を入れて食べさせるようにしました。
硬いフードをシニア犬に与えて歯が折れたという話もありますし、歯が小さい小型犬は特に注意が必要です。
お湯を入れることで香りが出るので、衰え始めた嗅覚も刺激できるし、フードが柔らかくなることで消化もしやすくなります。
毎日、美味しそうにフードを食べる愛犬を見ると幸せな気持ちになりました。
ですが、17歳になった頃から飲み込みが悪くなりました。
フードを口先にくわえたまま、なかなか口の奥にフードが入っていかず、あらためてフードをくわえ直してゆっくり飲み込むようになりました。
食事にすごく時間がかかるようになり、最後まで食べない日もありました。
またフード探しをしなければならないのかなぁ・・・と悩みました。
そこで、ネットでいろんな情報を探し、トリマーをされている黒沼さんという方の手作りフードについての記事を読みました。
2歳頃から重度のアトピー体質だった犬が手作りごはんで症状が改善していき、13歳頃に癌にかかりましたが、3回の手術をし、その後は抗がん剤や放射線治療を受けることなく、18歳まで長生きしてくれたというお話でした。
記事の最後にはこう書かれていました。
「もちろんすべての犬に手作りごはんが合うわけではありませんし、市販のフードで健康を維持できる犬もたくさんいます。ただ、どのフードを与えても体に合わないようであれば、コロコロと種類を変えるよりは、一度手作りごはんを試してみる価値は十分あります。ペットのために自分の目で食材を選び、自ら調理することによって、思いがけない気づきがあるかもしれません。ペットの健康が不安な方、ペットとの関係に悩んでいる方、まずは、ペットの食を見直すことから始めてみてください」。
「なるほど〜手作りフードか!」となんだか光が見えた気がしました。
以前、手作りフードは栄養の偏りがあったり、いいことばかりではないと聞いたので、私の手作りフードで体調を崩してしまってはいけない・・・と思っていたんです。
犬が食べて良い食材をきちんと調べて手作りすれば、添加物なども入れていないことははっきりしてるし、良いこともあるかもしれないという考えに変わりました。
急にポジティブ。笑
しかし、これまで食べていたカリカリフードも内容は良いものだと思いますし、愛犬の調子も良かったので、手作りスープとカリカリフードを細かく砕いて与えようと考えました。
ネットでは、手作りフードをすすめている方が他にも多くいらして、愛犬のうんちの様子をきちんと確認してあげながら、使用する材料や水分量の調節を少しずつやっていけばいいと書いてありました。
基本的に、穀物:野菜:肉を1:1:1と考えることから始めるといいとあったので、その割合を参考に、材料を細かく切りスープを作りました。
その日、冷蔵庫にあった人参、ブナシメジ、を細かく切り、ごはんとチキンを加えて
お水でコトコト煮ました。水が少なくなったら足します。材料は全てほんの少量です。
まだ、どうなるかわからないので1日か1.5日くらいで消費するような量にしました。
カリカリフードの原材料にもいろんな野菜が入っていますので、野菜の取りすぎで結石になったりしたらいけませんので、慎重に。
ちなみにチキンは、dot wanの「フリーズドライチキン」を使いました。
これもまた愛犬が大好きで、今までおやつとして食べていたものです。
ドライチキンの袋の裏に、
「茹で野菜と合わせて簡単手作り食に使えます」と書いてあったのに、今までそれを読んでいなかったのです(*-*)
こんなに便利なチキンがあったのに、お湯を加えてちょっと柔らかくすることくらいしか思いつかなかったので、早く手作りに挑戦してみれば良かったと思いました。
私の手作りスープに対する愛犬の反応はというと、、、ものすごく喜んでいるのがわかりました。とりあえず、よかったぁ〜。
まずお鍋で煮ている時に、いつのまにか台所の方に顔が向いていました。
衰えた嗅覚でも大好きなチキンの香りがわかったのでしょう。
ほとんど歩けないのですが、寝ていた座布団から自分で転がり出てきました。笑
こんなにイキイキした様子は久しぶりに見ました。
明らかに「早く食べたい!」という気持ちが伝わってきて、手作り初心者の私をさらにやる気にさせてくれるこの子がより愛おしくなりました(^0^)
どうかこの子が来年1月にやってくる18歳の誕生日が迎えられますように。
と願いつつ、ごはんを食べる様子など次回書きたいと思います。
では、では〜(*゚▽゚*)