電力会社の営業マンが来た話。電力自由化。
今朝のやりとり、ちょっと呟いてもいいでしょうか・・・
「ピンポーン!」
玄関のモニターを見ると、カメラに向かって身分証明書をこれでもかと映して怪しい人じゃないアピールをする人が立っていた。とりあえず、出てみる。
「東京電力です。お忙しい時にすみません。ご契約者のお名前・住所はお間違いないですか?」と若いお兄さんが、端末の画面を見せながら私に確認してきた。
「はい、そうですね」
「現在プランBをご利用なので、そのままですと高い電気料金のままですが、プランSに変更されますとお安くなるので、そのご連絡で来ました。プランBをお使いの方にはほとんどプランSに変更いただいています。・・・・・
プランSに変更後は、東京ガスの料金と口座引き落としが一緒になり、電気とガスの明細が一枚になります。特にお客様の生活環境に変化はございません。電気料金もお安くなって明細も一枚になるだけなので、特に不都合はないですよね?料金がお安くなるプランSに変えておきますから。よろしいですね。」
とものすごい早口で説明された。
「はぁ・・・」
「では、ご了承を得たということで、プランを変更しておきますね。後ほど、書類が届きますのでご確認ください。」
と言って、営業マンの体は半分帰ろうとしている。
「ちょっと待ってください。東京電力の現在のプランBがなくなって、プランSに変わるんですか???」
「プランBがなくなる訳ではないですが、プランSの方がお安いので、皆様にこちらに変更していただいてます。届いた書類をご確認いただいて、もし元のプランがよければ、電話1本で変更できます。」
「じゃ、書類を見てから申し込むかどうか決めます。」
「後ほど、ご自分で手続きするのは面倒なんですよ。今ならこの端末ですぐに出来ます。プランを元に戻す時は、電話1本ですから。」
「今は返事できません。料金についても確認したいので。」
「いやぁ、何も困らないと思うんですけど。今、変更したらお安くなりますし、あとで元のプランに戻せますから。電力自由化ご存知ですよね?・・・」
(営業マンの困ったようなバカにしたような微妙な笑み。)
そしてまた同じ説明を早口でされたが、私がうんと言わないので
「わかりました。では1週間後にまたきます。」と納得いかない感じで帰って行った。
・安くなると言いつつ、具体的な料金について何も示さない。
・早口での説明は不親切。ご年配の方は特に聞き取れないし理解できない。
その場でプラン変更をせまる態度に不信感を覚えました。
我が家のように老犬がいたらクーラーは必須だし、仕事で使う防音室も窓は開けられないし、エアコンをつけっぱなしという日が多いのです。
だから、本当に電気代がお安くなるなら助かるんですが、こういうのって、きっとメリットばかりではないはずですよね・・・。
ネットでちょっと調べたところ、例えば東京ガスの電気に変えた場合、40Aの場合で使用量が282kWsより多い家庭なら、東京電力のままより東京ガスの電気にした方が安いという比較サイトなど、色々とありました。
「電力会社乗り換えについて、改めて真剣に考える機会を与えてくれた」という意味では、今朝の営業マンに感謝したいと思います(^-^)